『「静かな人」の戦略書』のあらすじ紹介〜内向型はリーダーに向いている〜|書評

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書評
調べるぺんぺん

今度初めましての人と打ち合わせあるけど緊張するなあ

同僚のあいつ、あんなに上司と打ち解けてすごいなあ。僕は目上の人と話すの得意じゃないから…

調べるイッヌ

今度みんなの前でプレゼンするんだけど緊張して最近眠れないんだよね

この世の中って内向型には生きづらいよな。無理やり外向型に振舞った方がいいのかなあ

みなさん

内向型と外向型

ってご存知ですか?

内向型…意識が内側に向いている
ex)大人数と話すのが苦手、疲れた時は家で1人で休息したい、おとなしい
外向型…意識が外側に向いている
ex)大人数と話すのが得意、パーティとか好き、明るい

私ジルは圧倒的に内向型です。

ジル
ジル

初対面の人に話しかけれない、大人数の会話が苦手、新しい環境が苦手、1人が落ち着くなど内向型に当てはまる特徴だらけです。

この世の中は外向型が有利だと思いませんか?

・外向型の方が友達たくさん作れそう
・外向型の方が営業力がありそう

などなど、外向型の強みを挙げればたくさん出てきます。

でも実は内向型にも強みがあり、それを活かせば大きな成果が得られます。

内向型の強みを理解して静かな力を発揮しよう

 

 




本の紹介

今回紹介する本は

『「静かな人」の戦略書』ジル・チャン著

になります。

✔︎内向型の自分に不満がある方
✔︎外向型の他人を羨ましく思っている方
✔︎内向型とどう付き合えば良いかわからない外向型の方

ぜひ読んでいただきたい!

著者について

『ジル・チャン(Jill Chang)』
台湾出身。
ミネソタ大学大学院修士課程修了。
15年以上に渡り、アメリカ政府をはじめ様々な業界で活躍し、現在は母国である台湾を拠点にキャリア支援やリーダーシップ育成に取り組んでいる。

 

↑本の執筆に関する、ジル・チャン氏へのインタビュー動画になります。

 

偶然にも私の名前と同じでびっくり。

ジル・チャンさん自身も生粋の内向型だと語っています。

そんな彼女ですが、大勢の前でスピーチを何百回とこなし、特に外向型社会なアメリカで生き抜いてきました。同じ内向型の私からすると考えられないことです。

 

内向型の彼女がなぜそんなことができたのか?それは彼女自身が内向型の強みを理解し、それを実行してきたからです。

 

本の内容紹介

内向型の特徴を挙げ、仕事、人間関係での活かし方を解説。
内向型が苦手とする「人前」での立ち回り方。
静かな人の隠れた能力。
外向型との違いも解説。

内向型の特徴が事細かに書かれています。内向型人間はもちろん、「内向型との付き合い方で悩んでいる」外向型人間もぜひ読んで欲しいです。

「自分が内向型か外向型か分からない」って方は、P38に自分がどちらのタイプかを判定する35項目のチェックリストがありますので試してみてください。

ジル
ジル

私がチェックリスト結果は圧倒的な内向型でした。

内向型の特徴を読むと「分かる!」ってことだらけでしたw

「これは私が読むべき本だ」そう思いましたね。

 

印象的な箇所6選

『脳が「即座の反応」に向いていない』
第一に、内向型はじっくりと考える傾向にあり、自分が言おうとしている言葉の真意を慎重に考えてから口を開く。
第二に、内向型は長期記憶に頼る傾向がある。

 

『「外向型になろう」は得策ではない』
外向型になろうと努力したところで、内向型の悩みがすべて解決するわけではない。
それどころか、内向型には内向型の能力が備わっている。それを発揮するには、内向型ならではのやり方があるのだ。

 

『「傾聴できる能力」を生かす』
内向型はあまり目立つ存在ではない。しかし内向型は「相手の話にしっかり耳を傾ける」ことが得意。
交渉ごとは一見外向型が圧倒的有利かと思われるが、「傾聴力」により顧客の『真のニーズ』を探ることができる。

 

『社交は「戦略」が全て』
誰かと目があったら、笑顔を浮かべ、明るく簡単なあいさつを交わして、会場に溶け込んでいこう。その場の雰囲気に徐々に慣れていけば、のっけからエネルギーを消耗しなくてすむ。
「雑談のネタ」を用意しておく。出張先での経験や、仕事に関する見識、業界の現状など。

 

『脚光を浴びている者が、真の影響力をもたらすとは限らない』
内向型の人はもともと控えめで腰が低く、集団を大切にするなど、職場で必要な資質をもちあわせている。
このような資質はチーム全体の雰囲気に影響を与え、伝染していくところに価値がある。

 

『リーダーに「カリスマ」はいらない』
マスクもゲイツもバフェットも内向型
彼らが成功したのは、きわめて謙虚でありながら、徹底的なプロ意識の持ち主だからだった。

 

最後に

この本に出会うまで私は内向型であることが嫌でした。

外向型の方がみんなから慕われるし、パッション溢れているし、印象がいいし…

しかしこの本を読むことで内向型だからできることが理解できました。これからそれらを実践していこうと思います(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

✔︎内向型の自分に不満がある方
✔︎外向型の他人を羨ましく思っている方
✔︎内向型とどう付き合えば良いかわからない外向型の方
✔︎『内向型の強み』を知りたい方

ぜひ『「静かな人」の戦略書』を手にとって動き始めましょう!

 

 

《今回紹介した本の情報》
タイトル:「静かな人」の戦略書
著者:ジル・チャン
訳者:神崎朗子
定価:本体1,500円(税別)
出版社:ダイヤモンド社
目次:
第1章 静かな人の「仕事」の戦略
第2章 静かな人の「人間関係」術
第3章 冷静な力を「人前」で生かす
第4章 静かな人の「潜在能力」