
部長。今月で会社辞めようと思います。脱サラして、夢だったお寿司屋さんを構えたいんです。

君何歳?32歳?今からお寿司屋さん目指そうとすると、「飯炊き3年握り8年」つまり修行期間11年かかるんだよ?したらもう43。現実的じゃないよ。辞めときな?

その修行、本当に必要ですか?
世の中にはたくさんの常識があります。その常識は先人の知恵的なものから出来上がったものですが、現代でも通用すると思いますか?
そんなこと考えもしないで「そういうもんだから」と疑わず従っていませんか?
本書のテーマは「多動力」です。
それは、いくつものタスクを同時にこなす力のこと。
一見良い能力ですが、多動力のある人間は、次々に興味が移り変わって落ち着きがなかったりします。
日本はコツコツひとつのことを頑張るのが正義とされてきました。
仕事でもそう。会社に入ったらそこで定年まで勤め上げる。それが正しいことだ、と。
何年も修行して一人前になる寿司職人、天ぷら職人などもコツコツ型。
時代は変わりました。転職が当たり前になり、職人技術もインターネットに転がっています。
こんな時代だからこそ、多動力が必要になってくるのです。
常識で築かれた壁を乗り越えて、人の何倍もパフォーマンスを上げましょう。
本の紹介
今回紹介する本は

『多動力』堀江貴文著
になります。
本書に書かれているのは多動力を身につけるための知識。ひとつのことにハマり、飽きたらすぐに別のことにハマること、バカ真面目になって無駄な時間を過ごさないこと、最強メンタルの育て方、などなど。各パートは短く、特に難しいことも書いていないので読書初心者でも読みやすい自己啓発本になっています。
著者について
私が1番読んでいるのが堀江さんの本ですね。
堀江さんの本は読みやすくて良きです。
印象的な箇所
寿司屋の修行なんて意味がない
あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。オープンイノベーションにより、「情報」それ自体の価値はゼロになる。
繰り返すが、もはや情報それ自体に意味はない。これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の波が来る。そこでは、とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアを進化させる力が求められる。
昔はyoutubeもなければインターネット自体もなかった。その頃は、お寿司屋さんになりたかったら修行しなければ握り方さえわからなかったんです。
鰻屋さんもそう。「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われているように、何十年も修行をしなければ独立なんてできないことが常識だったんです。
しかし今はインターネットに情報が溢れていますので、ある程度の知識は調べれば身につくようになります。
一定の知識をネットで調べて、自分で試行錯誤して実践スキルを身につける選択肢ができたんですね。
もちろん何年も修行をしたい方はすればいいと思いますが、それを強制する時代ではないと思います。

最近、独学で寿司屋初めて繁盛店にした方をyoutubeで知りました。実際にできることが証明されましたね。ただその方は相当な努力をしていらっしゃるので、修行しなくても楽勝〜ってわけでは決してありませんのでそこは勘違いしないように。
手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい
「すべての仕事で100点を取らなければいけない」と追いこまれてしまっては、すぐに息切れするし、大量のアウトプットをすることはできない。たまに”手抜き”をすることで、膨大な仕事を継続的にすることができる。
目の前の仕事をサクサク終わらせ、次に行く。そして前の仕事には戻らない。「完了主義者」こそ、大量のプロジェクトを動かすことができる。
私はどちらかというと完璧主義者寄りの人間です。もちろん完璧主義が得をすることもありますが、一般的には完了主義の方が世渡りしやすいと思います。
例えば受験。国数理社英を受けるとして、1教科を100点満点狙うよりも5教科平均を90点にした方が(受ける学校の難易度、現在の自身の実力で変わってきますが)効率良いと思いませんか?
また、飲食店経営を例にすると、味を100点にして他をおろそかにするよりかは、味や清潔さ、接客などの総合点を90点目指して方が店としては成功だと思います。もちろん全て100点にできれば言うことありませんが、まあ無理です。
また、点数って80点を90点にするよりも90点を100点にする方がはるかに大変。

自分で「これだけやれば大丈夫」というラインを設定して、クリアできたら次の課題に取り組む。満点を目指す必要はないんです。
まずは、一つのことにサルのようにハマれ
「ハマる」ことも才能だ。僕のように何百ものことにハマるためには、まず一つのことに徹底的にハマってみよう。バランスなんて考えず、偏って、極端に。
「多動力」とは異なる、いくつものことに次から次へとハマる力だ。では、この力を身につけるためにはどうすればいいか。初めからいくつものことに手を出すのではなく、まずは「何か”一つのこと”にサルのようにハマる」ことだ。僕はその積み重ねの人生を歩んできた。
堀江さんといえば、たくさんの事業を並行して取り組んでいるイメージ。それはひとつひとつハマったことの積み重ねなんですね。
私は好きなことはありますが、サルのようにハマっているかと言われるとそこまでには至っておりません。
他の本にも書かれていましたが、自分が熱狂できるものが見つかった人は強い。ですが、見つかっていない人の方が圧倒的に多いと思います。

自分が熱狂できるものは何か、見つからない人は新しい経験をしてみるとか、徹底的に自己分析してみるとかしてみましょう。私は最近やっています。
おかしなヤツとは距離を取る
「自分の時間」を生きるためには「付き合わない人」も明確にしよう。
誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり、愛想を振りまいて生きているうちに人生なんて終わってしまう。自分がやりたいことを次から次に実現したいならば「自分の時間」を奪う人間と付き合ってはいけない。
みなさん自分にとってプラスにならない人間関係ありませんか?
もしあって、なあなあと続いてしまっているのならば、思い切って付き合いを辞めてみてはいかがでしょうか?
人生は有限で、実はそんなに長くありません。
したくもない付き合いに時間・お金を使うのもったいなくないですか?
別に友達100人作る必要はないんです。お互いにメリットのある人間関係が理想。
それが実現できる人との付き合いを大切にしましょう。

私は20代に友達グループにハブられてからこの考え方になってきました。人付き合いについて考える機会ができたんですね。
仕事の質は睡眠で決まる
「よく寝る」は基本。「多動力」発揮するために、睡眠時間を削るのは本末転倒だ。よく寝てこそ、超人的なスケジュールをこなすことができる。
どんなに多くのプロジェクトを抱えていようと、睡眠時間は削るべきではない。改めるべきは仕事のやり方であり、生産性だ。当たり前のことだが、人間死んだらおしまいだ。多動力を発揮して莫大な数のプロジェクトをこなすためには、いつまでも飛び回れる健康を維持するべきなのだ。
睡眠削って仕事にフルコミットしている、昔寝ずに働き続けたから今があるんだ、と武勇伝を語る経営者動画、結構ありますよね。堀江さんも、創業期とか、そんな時期あったかと思います。
でも今は相当な量のビジネスを動かしているにもかかわらず睡眠時間は確保しているとのこと。バランスが難しいですよね。
「寝ずに動ける、健康を損なわない薬」とかあったら多少高くても買っちゃいますねw。

最近やりたいことが多すぎて時間が足りません。一日27〜30時間にならないかなって考えてしまいます。ショートスリーパーになる方法調べていた時期もありましたが、結構難しそう(先天的な才能で決まるらしい)。
限られた時間で効率よくタスクをこなせるよう、タスク管理などやってみよう!
恥をかいた分だけ自由になれる
あなたが多動になるための最大のハードルは「他人にどうみられるだろう?」という感情だ。
はっきり言おう。誰もあなたには興味がない。好きなように生きて、思いっきり恥をかこう。君の頭の中が、他人の振る舞いや失敗のことでいっぱいにならないのと同じように、周りの人は君のことなんてまったく気にしていない。外野の雑音なんて気にせず、君は飄々と我が道を進めばいいのだ。
私最近これ意識しています。「自分が思っているより、他人は自分のこと気にしていない」んです。
そんじょそこらにいる一般人が、何か失敗したところで気にします?私は別にどうでもいいと思っちゃいます。そんな他人を気にするほど余裕も暇もないですから。
いちいち失敗を突っかかってくる人はカスなので放っておけば良いです。
そんなことで挑戦を躊躇ってしまうのは非常にもったいない。

人生一度きりなんですから、やりたいように(法律とか違反しない範囲で)やれば良いのではないでしょうか?
本書から学んだ3つのこと(3行ノート)
この本を読んだ方に併せてお勧めしたい本
◎『時間革命』堀江貴文著

本書で書かれている「自分時間」についてより詳しく書かれている本です。
◎『夢を叶える「打ち出の小槌」』堀江貴文著

「信用」について書かれた本。お金より信用を貯めましょう。


