【徹底考察】PS4にオススメなLANケーブル、ルータまとめ

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています
いろいろ紹介

 

 

格ゲーやFPSをされているユーザーは特にPS4の回線速度が重要になります。

ジル
ジル

私もPS4でApexLegendsというFPSゲームをほぼ毎日やっております!

今回は回線速度を左右する「LANケーブル」と「ルータ」について、どれがPS4に最適なのかを解説します(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 




PS4のスペックを確認

まずみるべきところはPS4のスペック表です。

こちらは公式HPにより詳しく記載されているのでそちらもご覧ください。

ここでは必要最低限の情報を書き出しておきます。

【PS4(PlayStation4)】

型番:CUH-2000シリーズ
ネットワーク:Ethernet(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T)✖️1
IEEE802.11   a/b/g/n/ac
Bluetooth   v4.0

【PS4 Pro(PlayStation 4 Pro)】

型番:CUH-7000シリーズ
ネットワーク:Ethernet(10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T)✖️1
IEEE802.11   a/b/g/n/ac
Bluetooth   4.0(LE)

これを見るとネットワークについてはBluetooth以外に違いはありません。
LEはLow Energyの略で省電力に優れた規格です。

 

Ethernet…有線接続に関する通信規格。
IEEE802.11…無線LANに関する通信規格。

まずは上の2つの基礎知識を確認しましょう。

 

『Ethernet(イーサネット)』とは?

 

Ethernet(イーサネット)とはパソコンなどを有線で接続するための通信規格です。

私たちが有線接続する際に使うのはLANケーブルが多いですが、光ファイバーや同軸ケーブルも同じ用途で使用されます。

ジル
ジル

PS4に有線接続に使用するのはLANケーブルなので今回はLANケーブルの説明に限定します。

PS4、PS4 Proともに規格は

10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T

です。これについて掘り下げていきます。

 

『〇〇BASE-△△』だけではよく分からないことでしょう。これはLANケーブルの規格である『カテゴリ(CAT)』に関係しております。

ジル
ジル

CATはケーブル本体に印字してあるのでもし家で使っていたら見てみてください( ^ω^ )

カテゴリ5 CAT.5
カテゴリ5e CAT.5e
カテゴリ6 CAT.6
カテゴリ6A CAT.6A
カテゴリ7 CAT.7
カテゴリ7A CAT.7A
カテゴリ8 CAT.8

 

CAT.5
対応Ethernet:10BASE-T,100BASE-TX
伝達速度:約100Mbps
伝送帯域:100MHz
CAT5e
対応Ethernet:10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T
伝達速度:約1Gbps
伝送帯域:100MHz
CAT6
対応Ethernet:10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T,1000BASE-TX
伝達速度:約1Gbps
伝送帯域:250MHz
CAT6A
対応Ethernet:10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T,1000BASE-TX,10GBASE-T
伝達速度:約10Gbps
伝送帯域:500MHz
CAT6e
対応Ethernet:10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T,1000BASE-TX,10GBASE-T
伝達速度:約10Gbps
伝送帯域:500MHz
CAT7
対応Ethernet:10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T,1000BASE-TX,10GBASE-T
伝達速度:約10Gbps
伝送帯域:600MHz

 

プチ疑問:CAT.6AとCAT.6eについて

表を見て鋭い方は
「あれ?CAT.6AとCAT.6eってスペック同じなのでは??」
と疑問に思ったかもしれません。
この違いは、規格が団体に承認されているか否かです。

CAT.6A:TIA(アメリカ通信工業会)とEIA(アメリカ電子工業会)が決めて、 ANSI(米国国家規格協会)が承認した規格。
CAT.6e:LANメーカーが独自に決めた規格。

CAT.6e→CAT.6Aの順で登場しましてここ最近はCAT.6eはめっきり減っているらしいです。

ジル
ジル

家電量販店に見に行きましたが、6A表記ばかりでしたね。

 

「IEEE802.11〇〇」とは?

Wifiの正式名称です。ちなみに〇〇にはアルファベットが入ります。

先程紹介したPS4規格表「IEEE802.11   a/b/g/n/ac」はつまり

IEEE802.11a,IEEE802.11b,IEEE802.11g,IEEE802.11n,IEEE802.11ac

が対応していることを意味しています。

【IEEE802.11〇〇の種類】

規格名 登場年 周波数帯 通信速度(最大) ナンバリング
IEEE802.11a 1999 5GHz 54Mbps
IEEE802.11b 1999 2.4GHz 11Mbps
IEEE802.11g 2003 2.4GHz 54Mbps
IEEE802.11n 2009 2.4GHz/5GHz 600Mbps Wi-fi4
IEEE802.11ac 2014 5GHz 6900Mbps Wi-fi5
IEEE802.11ax 2019 2.4GHz/5GHz 9600Mbps Wi-fi6

※「ナンバリング」について
今までWifiの名称はIEEE802.11〇〇と長ったらしいものでしたが、IEEE802.11nから分かりやすい表現としてナンバリング名称が付けられるようになりました。

 

+α)2.4GHzと5GHzにはそれぞれ特徴があります。
2.4GHz…通信エリアが広く、障害物に強い。
5GHz…他の機器で使われることが少ない帯で安定する。

 

LANケーブルの規格

実際のLANケーブルを見ていきましょう。


適当に1商品ピックアップしてみました。

選定する上で見ると良いところは

長さ、対応伝送帯域、形状

です。

『長さ』
接続環境を見て決めましょう。少し余裕を持った方が良いかと思います。

『対応伝送帯域』
こちらは先程説明したCATについての項目ですね。ちなみに
オーグメンテッドカテゴリ6=CAT.6A
エンハンスドカテゴリ5=CAT.5e
です。

『形状』
商品説明には書いてありませんが、写真から判別できます。
「スタンダードタイプ」「スリムタイプ」「フラットタイプ」があり、それぞれ特徴があるので理解しましょう。

「スタンダードタイプ」
昔からあるタイプ。直径約5.6mm。
こちらは長距離に配線する場合に適していますが、形状からわかるように小さな曲げに適していません。

「スリムタイプ」
スタンダードタイプよりも細いです。直径約3.8mm。
細い分曲げやすく、足に引っかけにくいです。

「フラットタイプ」
平たいタイプ。薄さ約1.4mm。
ピックアップした商品はこのタイプですね!
これのいいところは何よりカーペットの下に通しても気にならないってところです。

 

 

 

 

ズバリ、PS4に最適なLANケーブルの条件は?

・あまりに高スペックなLANケーブルを使ってもPS4が対応していなければ無駄。
・とはいえできるだけ新しいLANケーブルの方が良い。

PS4のスペック的にCAT.7〜のカテゴリはPS4に対応していないためその辺りを考慮すると

CAT.6CAT.6A

辺りが良いかと思います。

 

ルータを選ぶ際に気にするべきポイント

ルータについてPS4に最適な機種を選ぶ際に見ると良いポイントは

【最低限確認するポイント】
(無線接続の場合)IEEE802.11 acに対応しているか
(有線接続の場合)Ethernet(イーサネット)規格←基本大丈夫!
(有線接続の場合)LANポートの数(大体4つ)←ハブを使えば増やせます
【余裕があればチェックすると良いポイント】
(無線接続の場合)トライバンド対応←他にいろんな機器を接続する場合
(無線接続の場合)ストリーム数←アンテナ数ともいう
(無線接続の場合)ビームフォーミング
(無線接続の場合)最大通信速度(Wi-Fi)←ストリーム数と関係あり

(無線接続の場合)IEEE802.11 acに対応しているか

無線接続の場合一番大事なこと。

PS4が対応しているIEEE規格で最大速度が一番速い規格です。

ジル
ジル

とはいえ現在市場に出回っているルーターは大抵対応しているので心配することはないかも。

 

(有線接続の場合)Ethernet(イーサネット)規格←基本大丈夫!

PS4のイーサネット対応規格は

10BASE-T,100BASE-TX,1000BASE-T

です。

 

こちらも今市場で出回っているルータならまず大丈夫。

 

(有線接続の場合)LANポートの数(大体4つ)

いくつかの機器にLANケーブルを接続したい場合はLANポート(LANケーブル日の差し込み口)の数も重要です。

もし足らなくなったらハブというLANポートを増設する機器を使いましょう。

 

(無線接続の場合)トライバンド対応

トライバンドとは2.4GHz帯1つと5GHz帯2つ両方の電波を使って同時に通信すること。

電波が増えるってことは接続台数が増えても安定して高速な通信を提供できます。

ジル
ジル

ちなみに2.4GHz1つと5GHz1つの電波を使って通信することを「デュアルバンド」と言います。

現在市場に出回っている安いルーターは大体デュアルバンドかと思います。

接続機器は少ないならデュアルバンドで十分かと思います( ^ω^ )

 

デュアルバンド…2.4GHz✖️1本+5GHz✖️1本
トライバンド…2.4GHz✖️1本+5GHz✖️2本

 

 

(無線接続の場合)ストリーム数

ストリーム数が多いほど最大転送速度が変わります。

 

また接続機器が多くなっても同時に通信できます。

 

ジル
ジル

2〜4本が多いですね!

(無線接続の場合)ビームフォーミング

「ビームフォーミング」とは特定の方向へ電波を送信する技術。

子機へ集中して電波を飛ばせるのでその子機に安定した通信を与えられます。

 

(無線接続の場合)最大通信速度(Wi-Fi)

こんな感じにパッケージに記載されています。ストリーム数が多いほど最大通信速度は速くなります。

 

 

ズバリ、PS4に最適なルータの条件は?

 

以上をまとめますと

【無線接続】
IEEE802.11acに対応している
トライハンド対応←同時接続機器が少なければデュアルバンドでも良
ストリーム数が多い←4本が良
ビームフォーミング対応
【有線接続】
LANケーブルの選定が大事

おすすめLANケーブルを紹介!

いくつかLANケーブルを紹介します。

【エレコム】 LANケーブル  LD-GPA/BU5


★スタンダードタイプ

★CAT.6Aまで対応

★長さ5mでちょうど良い!(他のバリエーションもあり)

★ツメが折れないLANケーブル(通常使用の場合のみ)

【エレコム】 LANケーブル  LD-GPASS/BK5

 


★スリムタイプ

★CAT.6Aまで対応

★ツメが折れないLANケーブル(通常使用の場合のみ)

 

【BUFFALO】 ツメの折れないLANケーブル BSLS6AFU50BK

 


★フラットタイプ

★CAT.6Aまで対応

★折れにくいツメ

 

おすすめルーターを紹介!

次にルーターを機能を解説しながらいくつか紹介します。

【BUFFALO】WiFi 無線LANルーター WSR-1166DHPL2/N

 

IEEE802.11規格 a/b/g/n/ac
LANポート数 3
ビームフォーミング
MU-MIMO
デュアルバンド/トライバンド デュアルバンド
最大通信速度(Mbps) 866(5GHz)+300(2.4GHz)
送信アンテナ×受信アンテナ 2×2

★アンテナ内蔵型

★非常にリーズナブルなルーター

 

【TP-Link】無線LANルーター Archer C80/A

 

IEEE802.11規格 n/ac
LANポート数 4
ビームフォーミング
MU-MIMO
デュアルバンド/トライバンド デュアルバンド
最大通信速度(Mbps) 1300(5GHz)+600(2.4GHz)
送信アンテナ×受信アンテナ 3×3

★アンテナ外付け型

★リーズナブル

 

【BUFFALO】WiFi 無線ルーター WSR-3200AX4S/NBK

 

IEEE802.11規格 a/b/g/n/ac/ax
LANポート数 4
ビームフォーミング
MU-MIMO
OFDMA
最大通信速度(Mbps) 2401(5GHz)+800(2.4GHz)
アンテナ 4(5GHz) 4(2.4GHz)

★IEEE802.11axも対応←対応する機器がある場合検討価値あり

 

ジル
ジル

ネット環境を改善して快適なゲーム環境を作りましょう(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾