2024年2月に始めた書評記事。1年ちょい経ちまして、ある程度記事が溜まってきました。
最近書評記事50個達成したので、記念記事を書きました!よかったらご覧くださいね!
なので新しい企画として、ひとりの著者に焦点を当てて、オススメの本を3冊紹介したいと思います(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
第2回目は西野亮廣さんです。
「西野亮廣」本オススメ①「夢と金」

特に心に沁みた箇所3選
飛行機の料金
「高価格帯の商品」をなくしてしまうと、待っているのは、「お金に余裕がない人からお金をとる世界」だ。
【機能検索】から【人検索】へ
【人検索】の世界では、「購買」と「支援」の境界線が曖昧になり、あらゆるサービスが「クラウドファンディング」や「ファンイベント」のように扱われる。つまり、商品を買う理由に「応援」という項目が入ってくるわけだ。
不便がもたらしてくれるもの
どうやら僕らは昔から「不便」を好んで買っている。厳密に言うと、世の中には「必要な不便」と「不必要な不便」があって、僕らは「必要な不便」にお金を支払っている。

私が最初に読んだ西野さんの本。西野さんは「かつてはお笑いで一世を風靡していたが、今は絵本作家とお笑いどちらも半端でやっている」イメージでした。
しかし本書を読むと、いかに西野さんが頭が良いか、成果を出しているかがよくわかります。いまだに西野さんにあまり良いイメージない人もいるかと思います。そんな方に一度読んでみてほしい。
本書のテーマは『お金』です。あまり知られていないお金の仕組みや、「NFT」などについて書かれています。

「お金よりも大事なものがある」なんて綺麗事。お金が尽きると夢が尽きるのです。
「西野亮廣」本オススメ②「革命のファンファーレ」

特に心に沁みた箇所3選
信用通帳
僕は『信用通帳』なるものを作っている。預金通帳の信用バージョンだ。おおよそであるが、自分の現在の信用値を出して、記録し、「今、自分の信用がどれぐらいで、今月は、あとどれぐらいの信用を使えるのか?」と、お金同様に「信用のペース配分」をしている。
インターネットが破壊したもの
生存競争は、「弱肉強食」ではなく「適者生存」だ。いつの時代も、強い者ではなく、環境に適応した者が生き残る。インターネットが物理的制約を破壊したのなら、それに合わせて売り方も変化させていかなければならない。
努力量が足りていない努力は努力ではない。誤った努力もまた努力ではない。
努力量が足りていない努力は努力ではないし、「この努力は本当に正しいのか?」と疑うことをサボり、時代にそぐわない誤った努力を続けていたら、それもまた努力ではない。

西野さんの本で一番知名度があるのではないでしょうか。
時代に合わせた努力をしよう。昔は良しとされていた方法は通用しなくなってきています。
西野さんは絵本業界の常識を覆してきました。代表的なのが、絵本作品を丸々ネットで無料公開したことでしょう。

無料公開なんてしたら売り上げ無くなるじゃないか!って思いますよね?でも実は宣伝効果になり売り上げに繋がるんです。
「西野亮廣」本オススメ③「新・魔法のコンパス」

特に心に沁みた箇所3選
ボクたち人間は”知らないものを嫌う性質”を持っている。キミが未来を知ろうとしない限り、キミは未来を嫌い続け、キミは未来を迎えることができない。
キミが持たなきゃいけないのは学校でもらったコンパスじゃない。どれだけ地図が書き変えられようとも、キミの行き先を指してくれる『魔法のコンパス』だ。
ニュースを出すな。ニュースになれ。
お客さんがSNSという発信力を持ってしまった今の時代に押さえておかなきゃいけないルールは、意思決定のハンドルをお客さんに握らせること。広告の場合だと、「ニュースを出すこと」じゃなくて、「ニュースになること」が大切だね。常に「お客さん」が主語になるように設計することが大切だ。
中途半端に勝つぐらいなら、圧倒的に負けろ。
日本人は特に「お金=ストレスの対価」と考えがちだから、「仕事はツライものだ」「我慢してナンボ」となっちゃうんだけれど、モチベーションというものは自然発生するものではなく、『良い結果』がもたらしてくれる産物なので、基本的には”自分が活躍できる領域”で汗を流したほうが、「また次も頑張ろう!」と思えて健康的だ。

”新”とついているのは、本書が発売する3年前に「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」という本を出していて、それを文庫版にしつつ内容を刷新したから。
目まぐるしく変わる社会で我々は何を指針にすれば良いのか、道なき道の歩き方を指し示してくれます。
西野さんの本に共通しているのが、非常に読みやすいということ。本書にはところどころにイラストが挿入されており、視覚的にも優しい。

私もそうですけど、知らないことに対して躊躇してしまうんです。我々の生活を良くしてくれる新しいテクノロジーにもイマイチ良いイメージが持てず、大して調べもせず批判する。それだと時代に取り残されてしまいますよね。
最後に
これからも継続して書評記事書き続けたいと思いますので応援のほどよろしくお願いしますm(_ _)m


