「やりたいことが見つからない」
「就活がうまくいかない」
私は就活、非常に苦労しました。もっと全力で取り組めばよかったなと心底思います。
就活を経験している、またはこれからの方、『自己分析ノート』は作りましたか?私は就活時代にしっかり作ったつもりでしたが、社会人になってから考えると、大して深く考えられていなかったなと思いました。
企業選びも、今思えば真剣に取り組めていませんでしたね。
周りが採用を貰うたびに焦ってしまい、もうどこでもいいや!って自暴自棄になったりw
本書はP&Gで輝かしいキャリアを積み上げてきた森岡さんが、将来について具体的に考えられない娘に向けた、キャリア選択の『虎の巻』として書かれた文章を本にしたもの。
もともと本にする予定ではない文章を、あえて加筆修正を加えずに出版されました。
娘に向けたセリフも盛り込まれています。
就活していた時に読めればよかったなって思いました。これから就活する人や、今やりたいことがない人、ぜひ読んでみてほしいです!
著者について
刺さった箇所
君の宝物は何だろう?
君の人生における時間の使い方として、その宝物を必死に磨くよりも大事なことが他にあるのだろうか?ということだ。自分の幸せになる道を信じるのであれば、宝物磨きを他の何よりも優先して大切にしなくてはならない。
ここでいう「宝物」とは「自分が持つ特徴」のこと。
人には良くも悪くも、何かしら特徴がありますよね。
私は「心配性・ネガティブ・ゲーム好き」挙げればもっとあります(マイナスなことばかり浮かびますw)。
知り合いに尋ねると、自分では気づかない特徴も教えてくれることも。

何度か驚かされました。他人は私をこう見えているんだ!って。
特徴を磨くことがキャリアを積み上げる近道になるのです。
自分の特徴、強みを理解している人が実に少ない。人生かけて磨き上げればとっておきの武器になる!
会社と結婚するな、職能と結婚せよ!
AIが流行れば流行るほど、むしろ”スキル磨き”が重要になる時代になっていくということだ。中途半端なスキルしかもっていないとAIに職を奪われる可能性があり、それはオートメーション化されたロボットが単純労働者の職を大量に奪った過去と構造は似ている。合理化されるのは、創造的に頭を使っていない仕事だ。君たちの時代には、ホワイトカラーの領域にも機械化による合理化の可能性があるのだと認識しておけば、その変化にも君は今から備えることができるだろう。
世間でよく言われていることですよね。「AIに仕事の大半が奪われる!」ってやつ。
会社で終身雇用!一生安泰!って時代が終わったわけです。
サラリーマンの皆さん、今の職場でどんなスキルが身についていますか?
思い当たらない方、危険かもしれません。
転職する人が増えているこの時代、自分の強みがあるかどうかで、転職の成功確率が変わります。

「その会社でしか役に立たないスキル」は無駄。どこに出ても通用する、そんなスキル・職能を身につけましょう!
会社がこちらを選んでいるように見えるのだけれど、実はこちらも会社を選んでいることを忘れてはいけない。雇う側の立場が強いように思うかもしれないが、本来の関係性は対等でフェアなはずだ。プライドを持って君らしく勝負することが、中長期での君の成功確率を最大化するだろう。
この文章、就活時代に読みたかったですw。当時は会社に選んでもらうのに必死でした。
その結果、企業選びが甘くなり、良い就活ができませんでした。

周りが採用されると余計に焦ってしまって、あまり条件が良くなさそうな企業でもとりあえず採用されたい!と考えてしまったんですね。
いざ入社してから後悔するに決まっています。
今思えばもう少し挑戦的に就活がんばれば良かったなって思います。
これはあくまで社会人になってから得た知見。就活時代にこういう考え方ができるかといわれると怪しい。
学生は人生経験が浅く、視野がどうしても狭い。ぜひ本書で今一度就活について考えてみてほしいです。
”強み”は必ず好きなことの中にある
”強み”を見つける最大の近道は、社会との関わりで気持ちよかった文脈をどんどん列挙することだ。君が”好きなことをしている文脈”こそ、君の特徴が強みとしてすでに発揮されている可能性が極めて高いからだ。
みなさんが好きなこと、夢中になれることをノートに書いてみましょう!
私はとりあえずゲーム!
別に高尚でなくても良いんです。それを極めてみればどうでしょうか?
夢中になれることがない方は、まだ出会ってないだけかもしれません。
誰しも琴線に引っ掛かることがあります。見つけるべく、普段行かない場所に行ったり、新しい経験をしてみましょう。ふと見つかるかもしれません。

新しい経験をするって素晴らしい!私は挑戦を躊躇ってしまう臆病者ですが、小さなことでもいいので新しいことに挑戦しようと思います。
そして職能を積める戦場へ進め!
君たちの世代には全く罪はないので申し訳ないことだが、この30年で日本がどれだけ貧しくなったか想像して欲しい。そしてこの先はどうなるか?このまま日本がボンヤリしたまま、”ワークライフバランス”とか寝ぼけたことを言っているとますます落ちるだろう。ー二者択一でバランスをとってどうする!もともと資源にも恵まれていない小さな島国が1億2千万人も食べさせないといけないのに、ライフのために必死に働かなくてどうする?
自己啓発本に書いていることランキング1位!
今の時代に逆行した考えですが、こういうのも必要なんでしょう。
この考え方は他人に強要するべきでなく、自身が意識するのが正しいのかなって思います。

「お客様は神様だ!」は、お客さんが主張するのは間違っている。あくまでお店側が意識すること、その考え方に似ていると思います。
なぜ人は緊張するのか?
私はプレゼンテーションでも面接でも緊張はしない。著名な人物と会うときも、何千人の前でしゃべるときも、緊張することは皆無だ。最近の話ではなく、ここ20年間はずっとそうだ。なぜか?私は、緊張から解放されるための「ある準備」をしているからだ。
「ある準備」とは何か?それは自分自身のブランドである「My Brand」を予め設計しておくことだ。この準備のおかげで、私は上手に話そうとは全く思わなくて良い状態になっている。
私が一番やるべき「準備」だと思いました。
私はプレゼンはおろか、人と話す時にも緊張してしまいます。
なぜ緊張するのか。「良く見られたい」が前面に出てしまっているからではないしょうか。
失敗したらみんなに悪く見られてしまう…それが緊張の原因なのでは?
自分を「良く見る」かどうか決めるのは「他人」。他人は千差万別で、コントロールするのは困難です。
同じ人でも機嫌次第で反応も変わるでしょう。
それなら「こうありたい」という「My Brand」を定義して、日々準備する。

私のブランドってなんだろう?
無価値だと追い詰められるとき
プロの世界で最初から友情や親切を期待するのは単なる「お人よし」であり、淘汰される「負けのマインド」であることを覚えておいて欲しい。プロの世界とは生存競争の最前線である。プロの世界の友情とは、お互いの実力を認めた後に初めて通うリスペクトの感情であって、日本の道徳上の定義とは違う。友情も、リスペクトも、相手からもらえるべきものではなく、己が実力で勝ち取るものだ。
他人に期待するのはやめましょう。
頼ってばかりではどうしても相手依存になってしまい、自分の実力もつきません。

与えてもらうばかりでなく、何か与えられるようになりましょう。
3行ノート
この本を読んだ方に併せてオススメしたい本
◎「伝えることから始めよう」高田明

「伝える」と「伝わる」は違うんです。お客さまに、伝えるべきことがしっかり伝わっていなければ、お客さまの心は動かないと思います。「伝えたつもり」で終わってしまったら、商品を買っていただくことはできない。それが、ラジオ・テレビショッピングを通じて、私が一番学んだことでした。
街の小さなカメラ屋『カメラのたかた』から始まりました。常にお客さま重視。どうすれば”お客さまに”喜んでもらえるのか?どうすれば”お客さまに”買ってもらえるのか?考え抜いてひたすら実践していく、そのスタイルを貫いて、一代で大企業へと成長したのです。
◎「たった一人の熱狂」見城徹

ひと休みなんかするな
「熱狂するものが見つからない」と不満を感じる読者もいるだろう。たとえ今は熱狂するものが見つからず、不本意な仕事しかないとしても、まだ仕事に追われる生活のほうがいい。人生に空白を作らず、岩盤に爪を立ててあがいているうちに、いつかきっと熱狂できる仕事に出会えるはずだ。
出版会社「幻冬舎」代表取締役・鬼才「見城徹」が、実業家『堀江貴文』と(株)サイバーエージェント社長『藤田晋』が共同出資して始めたSNSツール『755』で発した言葉を編集して、再構成した本。全51項目で、各4pになっており、好きな箇所から読み進められる仕様になっています。自己啓発本としては私がもっとも敬愛する本の一つ。いつ殺されるか分からない戦場に常に身を投じて戦い抜いた人生が描かれており、自分自身がいかにぬるま湯の中で生きているのか実感させられます。気持ちを奮い立たせたい方にぜひおすすめ。

