✔︎やる気が出ない
✔︎何かしら劣等感を抱いている
そんな方に読んで欲しい。
今回紹介する本は

Screenshot
『たった一人の熱狂』です。
真ん中に写っているのが本書の作者「見城徹」です。
まるで威嚇している野獣のようじゃないですか?
『たった一人の熱狂』とはどんな本?

本書はSNS「755」にて、見城さんがリスナーとしたやりとりを本にしたもの。
各項4ページでまとめられており、読書が続かない人でも読みやすい。
「755」は、株式会社「7gogo」が提供していたサービス(現在は親会社だったサイバーエージェントに吸収合併されています)。
株式会社「7gogo」は、長野刑務所から仮釈放された堀江貴文が、サイバーエージェント藤田晋社長と共同出資して設立されました。
なんと堀江さんが仮釈放されてから3ヶ月ほどでの出来事。
堀江さんのパッションは尊敬に値しますね。

普通はゆっくりしたいと思います。刑務所は行ったことないからわからないけど。
なぜ「755」の内容が本になったのか?
当時双葉社に勤めていた編集者「箕輪厚介」が発起人。
見城さんが「755」配信している時に、箕輪さんがリスナーとしてコンタクト。「本にさせてください」とコメントしたらしい。
見城さんは当初乗り気じゃなかったが、箕輪さんの熱意に押されて了承しました。
本書の帯に作家「村上龍」のコメントがありました。
「いやあ、見城は濃い、血も涙も汗も、濃い男だ」
見事に見城徹という漢を表していると思いました。
私この記事を書いていて、何度も詰まりました。ふさわしい言葉が浮かんでこなかったんです。
ひたすらに濃い見城徹の本を、薄っぺらい、浅い人生を歩んできた私が書評するのが難しいからでしょう。

私如きが書評するなんておこがましいのかもしれません。しかし、ひとりでも多くの方に読んで欲しいので頑張って書きました。
著者「見城徹」ってどんな人?
各界の著名人と繋がりがあり、ほぼ365日ディナーは会食で埋まっている見城さんですが、少年時代は孤独だったとのこと。
自意識過剰で感受性が強い少年で、相手のことを理解して接したものの、その性格で相手にされませんでした。
そんな少年・見城徹は本が唯一の友達でした。
僕にとって読書は人生そのものだったから、編集者という仕事を選んだのは必然だったのだ。
そう語っています。
高校生になってからは少しずつ人と関われるようになりました。
『たった一人の熱狂』の書評

私が本書を読んで感じた評価を、引用も交えながら紹介します。
「今のままではダメだ」自分を見直すきっかけになる
本書の隅々まで見城さんの熱い言葉が並んでいます。
見城さんの生き様は到底真似できるものではありません。無理です。
根本の何かが違う。同じ人間なのに違う種のような、そんな印象を受けます。
成果を出すにはここまでやらなくてはいけないんだ、そう感じました。
圧倒的努力とは何か。人が寝ているときに寝ないで働く。人が休んでいるときに休まずに動く。どこから手をつけたらいいのか解らない膨大なものに、手をつけてやりきる。「無理だ」「不可能だ」と人があきらめる仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。人があきらめたとしても、自分だけはあきらめない。
「結果が出ない努力に意味はない」より
すごくシンプルなこと「誰よりもたくさんやる」。
シンプルだけど、これを愚直にできる人がどれほどいるだろうか。
浅い、薄っぺらい人間がこれを語ったとしても大して刺さりません。
でも見城さんを本や動画で拝見している私は、この言葉にとてつもない重みを感じました。
「この人が言うならガチや」そんな感覚。

ここだけ読んでも重みは伝わらないと思います。ぜひ1冊まるまる読んでみて欲しい!
「ああ、何の後悔もない満足な人生だった」と最後に思える人など、およそ存在しないと考えた方がいい。死の瞬間には、誰しも多かれ少なかれ後悔するに決まっているのだ。だったら、死の瞬間に後悔を少しでも減らすために熱狂したい。
「ひと休みなんかするな」より
明日死ぬって状況になったらたくさんの後悔があります。
「両親を幸せにしたかった」「もっとチャレンジすればよかった」など。
本当の直前になったらもっと思い浮かぶのでしょうね。
今この世に生を受けたのなら、少しでも満足できたと思える人生を歩みたい。
ひとつでも新しいことに挑戦して、少しでも死ぬ間際の後悔を減らしましょう。
自分で言うのもおこがましいが、「ベストセラーの裏に見城あり」「角川書店に見城あり」と言われる仕事ぶりだったと思う。「月刊カドカワ」編集長になってからは、小部数だった雑誌を30倍にまで発展させた。
朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄まで仕事にのめり込む。そして上司や同僚ができない仕事を進んで引き受け、結果を出す。そうすれば、自然と仕事は面白くてたまらなくなるはずだ。
「他人ができないことをやれ」より
見城徹は仕事に熱狂しています。
角川春樹と、作家たちと、異常なくらい密接な関係を続けてきました。
それは並大抵の努力ではできません。「ワークライフバランス」なんて無縁。
最高にクレイジーでリスペクト。

今の私はあまりにぬるいと思いました。仕事でなくても、何かに熱狂したい。人生もっと面白くなるはず。
人と、どこまでも深く付き合う大切さを知った
見城徹は「GNO」をとても大切にしています。
G…義理
N…人情
O …恩
先ほど、かつて社長と社員の関係だった角川春樹や一緒に仕事をした作家たちと、非常に密な付き合いをしてきたと言いました。
見城さんは人付き合いをとても大切にしています。
私は人付き合いをあまりしたがらない人間です。
今まで何度か記事に書きましたが、20代の頃ほぼ毎週末遊んでいた友達グループにハブられた経験があります。
人と付き合うと、どうしてもそれが頭をよぎってしまい、深く人と関わるのが苦手になりました。
深く付き合う分、裏切られた時のショックが大きいですからね。
なので私は基本ひとり。人とプライベートで会うのは年に数回、こんな自分を誘ってくれる友達と遊ぶ時くらい。
ハブられた当時は寂しい時期が続いたけれども、ひとりも意外と悪くない。
でも最近気づいたのが、ひとりでできることって意外に限られているってこと。
人とうまく付き合えば掛け算的に大きな成果を挙げられる。

人付き合い苦手ですが、上手い人を見て勉強しようと思います。
755では「有名人や芸能人と仲良くなるにはどうしたらいいですか」と質問して来る人もよくいる。こんな質問をする時点で、その人はまったく見込みがないと思う。人は君がどんなカードを持っているか、冷静に見ているものだ。君の価値を決めるのは君自身ではない。相手だ。君が仕事で結果を出し続けていれば「あの人はキラーカードを持っている」と気付いた人が向こうから近づいて来る。
「一撃必殺のキラーカードをつかめ」より
関係を築きたい相手がいた場合。
なんてことなく関係ができる人もあれば楽でしょうが、忙しい人有名な人気難しい人の場合、一筋縄ではいかないでしょう。
そこで有効なのが「キラーカード」。
「キラーカード」とは、切れば勝負に勝てる、100%相手を口説き落とせる切り札。
「強み」に近いかも。
キラーカードをうまく使えば、難攻不落な相手も落とせます。
ただし、そんな最強のカードは簡単には手に入りません。
カード一枚作るのに圧倒的努力が不可欠なのです。
常にキラーカードを増やす努力を絶やさないようにしましょう!
どちらかが、どちらかに依存するのではなく、お互いが欠くことのできない者同士として多くの血を流し、命を張る。その関係を批判するのは、ビジネスにおいて本当の人間関係を理解しない者のやっかみである。癒着こそが大きな結果を生むのだ。
本書の「癒着に染まれ」より
「癒着」って言葉にあまりいいイメージがないかもしれませんね。でも見城さんは違いました。
癒着こそが大きな成果を生む。
片方が依存する癒着はダメ。お互いwin-winな関係を築ける間柄で癒着すること。
先に言ったように、私は人と深い関係を作るのが好きじゃありません。得意でもありません。
あまり踏み込んでほしくないのです。

今後、癒着する価値があると思える人に出会うかもしれない。その時のためにキラーカードを揃えておこうと思います。
有名になろうが一時的に成功しようが、他者への想像力を働かせて小さな約束も必ず守る。片隅の人を大切にする。小さな企画に一生懸命取り組む。地味で目立たない仕事であってもきちっとやり遂げる。これらは心がけ一つですぐにできることであって、血の滲むような圧倒的努力など必要ない。小さなことを大切にするだけで、人生は大きく変わっていくはずだ。神は細部に宿るのだ。
「小さなことこそ真心込めろ」より
偉くなると、他者への思いやりを忘れてしまう人がいます。初心を忘れてしまうんですね。
私はそんなたいそれた人間ではありませんが、小さなことを軽んじるようになっては人としてダメになるのはわかります。

常に小さな気配りを大切にして日々を過ごしていこうと思います。
1日を大切にしようと思えた
人の一生は決まっています。
みなさん1日を大切に過ごしていますでしょうか?
若い頃は一生あると思えるほど先が長いように見える人生。
しかし本記事を書いている30代。平均寿命でみるともう少しで半分を迎えるところ、先が見えてきています。
大谷翔平や見城徹など成功している人もいれば私のような凡人もいる。
大谷翔平や見城徹も私もみな1日の時間は平等。何が違うのか?
それは時間の使い方。
成功している人は使い方が上手いのです。私のように無駄使いしていない。
望む望まぬあるにせよ、せっかく受けた生。
時間を大切にできているか、自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
早朝には永遠が見えるとすら思う。しかし、「今日もまた一日死へ近づくのだ」という冷厳な事実を確認し、「悔いのない一日にするぞ」と奮い立ち、朝というとば口から残りに人生を照射するのだ。ー僕にとって、1日の終わりは毎日が後悔だ。何もかも自分の思い通りになった日など、これまで1日としてない。そんな辛い毎日を送りながら、押し寄せてくる後悔をエネルギーに変えて明日をいきたい。生き切りたい。過ぎてしまった1日を悔い、死へ近づいたことを憂いながら、僕は明日という未開の1日へとジャンプするのだ。
「1日の始め方と終わり方」より
見城徹の1日はハード。さらに夜は365日体制で会食を入れています。
次の朝はついゆっくりしたくなるところ、見城さんは何時に寝ても毎朝5時半〜6時に目を覚めるそう。すごいですよね!
私は特に予定のない日は目覚ましをかけずに好きなだけ寝ることもあるのですが、本書を見て恥ずかしくなりましたw
もちろん疲れをガッツリ取るのもたまにはいいと思いますが、その間にも死までのカウントダウンは進んでいるのを知っておいた方がいい。

「生き切りたい」ってワード、いいですよね。なんとなく生きるのではなく、全力で生き切る。
3行ノート
この本を読んだ方に併せてオススメしたい本
◎「人生の勝算」前田裕二

当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける
「お客さんは、日経を必ず読んでいる。そして、誰がどの記事に興味を持って話題にしてくるかはわからない。もし知らない記事があれば、そこで、サボっていることがお客さんに見透かされる。君の競争相手である他のブローカーをはじめ、みんなサボっている。だから、普通に真面目にやるだけで、勝てるんだよ」
実はどの分野でも、基本中の基本をやり続けている人は、意外と多くない。何か特別なことをする必要はなく、当たり前を徹底的にやり続けるだけで、他の人とは圧倒的な差がつくんだと、このときに知りました。
ギターの弾き語り時代から、SHOWROOM立ち上げまでの体験が書かれています。また、前田が大切にする「絆の大切さ」「努力の大切さ」「コンパス」について詳しく語られています。自己啓発本でもありますが、どちらかというと体験記的な立ち位置かなと思いました。
なぜshowroomを提案したのか。これも前田の幼少期の境遇が関わっています。第5章で語られています。
どうせ努力してもダメだ……というあきらめに溢れる社会は、僕は見たくありません。多くの夢追い人が、大きな希望を胸に携えて、前に向かって進み続ける。そういう世界が見たい。生まれ育った環境に恵まれた人が勝つのではなく、努力した人が報われて、後天的に勝っていける世界が見たい。これはもはや、僕のエゴなのかもしれません。でも、強烈に、本気で心からそう願っていて、僕が人生を通じて作り上げたい世界を実現するサービスとして考案したのが、「SHOWROOM」でした。
◎「かすり傷も痛かった」箕輪厚介

『人の何十倍も努力しろ、と言うけれど、人間はみな平等に24時間しか持っていない。不眠不休で働いたとしても、時間で考えるとせいぜい人の2倍しか努力はできない。では、どこで差がつくか。それは、「昨日までできなかったことをできるようにする」ということを日々積み重ねることだ。』
箕輪さんもかつてストイックに走り続けていました。しかし文春砲を喰らってブレーキがかかり、一度自分が歩んできた道を見直してみたとのこと。すると、時にはゆるさも必要なのだと考えるようになりました。ストイックな頃に執筆された「死ぬこと以外かすり傷」を反省した内容。「死ぬこと以外かすり傷」の全内容が載っていますので、そちらを読みたい方は「かすり傷も痛かった」を購入することをオススメします。
最後に
なにか大きな成果を出したい時、泥臭く熱狂しよう。
人が寝ている時、休んでいる時に働いて差をつけよう。
すると武器「キラーカード」を手にすることができます。
そのキラーカードを使えば大きな成果につながったり、おもわぬ大物と仕事ができるかも知れません。
熱狂する上でお金、GNO(義理、人情、恩返し)は大事にしよう。
大きな枠に囚われて小さなことを疎かにしているようでは大きなプロジェクトは成功しません。
熱狂できることを見つけて、ひらすら熱狂しよう。


