【本の要点】
- 世の中さまざまな悩みで苦しんでいる方がいます。過去のことを後悔したり、未来のことを不安に感じたり…。そんなあなたにオススメしたいのが「悦る(えつる)」ことです。
まずは”自分の悦”を見つけましょう。 - 「喜ぶ」と「悦ぶ」の違いについて。
「喜ぶ」の方が目にする機会が多いでしょう。「喜」は、自分以外の外側から「よろこべる何か」がやってきたときに湧いてくる感情のときに使う漢字。「悦」は「自己満足」で、内側から湧いてくるよろこびの感情のときに使う漢字。
外側からやってくるものはコントロールできませんが、内側から出てくるのはコントロールできます。 - 読んでみて、けっこう刺さる内容がありました。不安症や心配性の方ぜひ読んでみてほしいです。「悦」を上手く使えばいつでも幸せになれるのです。
著者について
刺さった箇所7選
朝日に起こされる
寝るときにはカーテンを閉めず、朝日と共に目覚めます。もちろん天気が悪くて朝日が出ない日や、日の出よりも早く起きなければならない日もありますが、まぶしくて寝ていられないほどの朝日に起こされた日には、それだけでご機嫌な1日がはじまります。
私は、朝日に限定していませんが、日光を浴びることを意識しています。この章にも書かれていますが、幸せホルモンである「セロトニン」の分泌を促進してくれるからです。

みなさんも日光を意識的に浴びることをオススメします。パワーをもらえますよ!
タンス貯金より、財布貯金をしよう
給料の1割を「財布のなか」に貯金することです。
貯金はタンスや銀行にするのではなく、財布のなかにする。そうすると脳が「財布のお金は増えるもの」と勘違いして、実際にお金が増える選択をするようになる、ということでした。
素敵な考えだと思いました。私も財布には使う分のお金しか入れていません。給料が入ったら、必要なだけ財布に入れてあとは銀行に預けちゃいます。

実際にそうなるかわかりませんが、とりあえず始めてみようと思います。
プチ旅行で人生の幅を広げる
月1回、日帰りや一泊二日でプチ旅行をする習慣を持つこともおすすめです。わざわざ遠出をしなくても、普段は行かない近所の観光名所やキャンプ場でも構いません。幸せな成功者の多くは行動範囲が広く、選択肢に自由があります。一方で、なかなか自分の殻を破れない人の多くは、行動範囲がいつも同じで生活に変化や刺激がありません。
私は出不精です。基本自分の城(部屋)に閉じこもってしまいます。当然刺激はありません。

人生一度きり。どんどん新しいところに行かないと勿体無いと最近感じています。初めてのお店に行くとかでも十分だと思います。少しずつ行動範囲を広げていこうと思います。
「努力」は「好き」を超えられない
人がもっとも成長するときは、努力している自覚がなく、「もっと上手になりたい」「苦手を攻略するには?」と”夢中”になっているときだ
これ自己啓発本でちょいちょい書かれています。「好きなこと」ってどんなキツくてもそんなに苦でもなく続けられますよね。他の人にとって大切なことも、好きであれば苦ではないのです。

好きなこと、夢中になれること何かありますか?ない方は探してみましょう!
「今」の自分を100%信じる
一度言ってしまった過去の自分に捉われないでください。「今」の自分を100%信じて、毎瞬毎秒、自分の人生の舵取りをしていきましょう。

自分を信じる、私は少し苦手です。ネガティブなのでw
自分を信じて進み続けることは、見方によっては自己中心的にも見えますが、結局成功する人ってそういう人だったりするんですよね。突き進む力が強いです。

自分のことを信じてあげよう!
手と手を合わせる習慣を持つ
世界各国、お祈りするときは掌と手のひらを合わせているでしょう?インターネットが普及するずっと前、数千年以上も昔から、どの国でも手を合わせるということをやっているんですよ。昔の人は”目に見えないもの”に敏感でしたから、体内のエネルギー(氣)が、右の掌から出て、左の掌から入ることも知っていた。手と手を合わせることで、体内のエネルギーが循環するんです。
私も子供の頃はご飯食べる時なんかに手を合わせて「いただきます」していたものです。学校ではみんなでやっていましたよね。しかしいつの間にかやらなくなってしまいました。
ここを読んだ後、ふと手と手を合わせてみましたが、なんか、エネルギーの流れを感じましたよ!(気のせいかもですが)

思い出した時でいいので、食事の際は手を合わせてみよう。
不安が吹っ飛ぶ「悦ノート」のすすめ
どんな小さなことでも、何か「悦」を見つけたら「今、悦った!」「今、イケてた」と悦った自分に気づけるように意識してみましょう。そして、その何気ない小さな「悦」たちをノートにたくさんメモしていくと、少しずつ気分は上向きになってきます。
「悦ノート」非常にいいと思います。一日の終わりに読み返すとテンション上がりそうですし、日記帳としても楽しめますよね。

楽しいことばかり書いてある、最高にポジティブなノート。1冊書き終えたらすごく達成感味わえそう!
3行ノート
この本を読んだ方に併せてオススメしたい本
◎「心配事の9割は起こらない」枡野俊明

さあ、心配事の”先取り”などせず、「いま」「ここ」だけに集中しましょう。ポイントは、減らす、手放す、忘れるー。そうすることで、もっとラクに、のびのびと、前向きに生きている自分に出会うことができるでしょう。合 掌
◎「リラックスブック」たかたまさひろ

生きることに絶望してしまった人は、決して人生を粗末にしているわけでも、努力を怠ったわけでもありません。むしろ、あまりに「人生を重大視しすぎてしまった」のです。自分というものがあまりに大切だから、些細なことを気に病み、思い通りにならないことに苦しんでいるのです。
専門家でない分、我々と同じ立場からの語りであるため、親近感があります。
各章が3〜5ページで構成されているため、3分ほどで読めるでしょう。最初から読み進めるのもよし、目次を見て、気になる箇所だけ読み進めるのもよしです。